株式会社大脇萬蔵商店
福井県福井市宝永4丁目7番2号
TEL.0776-23-2273
FAX.0776-23-2284
1.ふのり製造販売
2.繊維糊剤、化成品、食品、包装、物流、印刷システム、建材・土木資材販売、水処理
ふのりは原藻そのままでは溶けにくく、加工しにくいという特徴があります。
織物・表具・絵の具・漆喰などで「糊剤」としてご使用頂く場合は、古くから板ふのりをご使用頂いております。
「板ふのり」とは、原藻を水洗・脱塩し、天日乾燥にて漂白したものです。予め溶かし乾燥することにより、煮て糊としてすぐに使用出来るように加工してあるものが「板ふのり」です。
三重県伊勢市にある弊社ふのり工場にて「板ふのり」は製造しております。
下に製造工程もお見せしておりますが、この製法は100年以上にわたって同じ製法で製造しております。
機械製造も試してみましたが、ふのりという天然物が相手ですのでやはり手作業製法が一番安定した商品をご提供出来るとの結論に至りました。
夏場の暑く乾燥した時期の、1年に1回しか製造出来ない貴重な商品です。
(人間が作業するのに一番辛い時期が板ふのり製造には最適な時期となります)
絹糸用糊剤、陶器、建材向けはもちろん、国の重要文化財に指定された壁画や国内外の歴史的建造物の修繕にも使用頂いており、数少ない製造者としての役割を強く感じております。
ご購入を検討の方は下記のお問合せフォームからご連絡下さい。
経糸の糊付剤として(羽二重織など)
羽二重織物、ちりめん織物の製織時に、経糸の耐摩耗性・平滑性向上を目的として板ふのりに白蝋やニカワを加えたものを煮て、それを濾過したものを使用します。
糊付け方法として、「かせ糊付け法」と「つぼのり法」があります。
※かせ糊付け法・・・糊液の中に生糸の「かせ」をそのまま浸漬させ、その後脱水・乾燥させる方法です。
※つぼのり法・・・主に羽二重織物向けの製法です。使用する経糸を糊液を入れた糊箱の中を通して糊付けする方法です。
建材向け
板ふのりを粉末にしたものも取り扱っております。
溶かす手間を省きたい方などはご検討下さい。
ロット(数量)はご相談となります。
粉末ふのりの詳しいページは、こちらをクリック
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